自己分析03 大学一年初期
11/28/2006 (Tue)
寮生活。
一年目は寮でいいや。そんな安易な気持ちで寮に入ることにした。初めて寮に入ったときは恥ずかしながら母と一緒だったのだが、母はあまりの汚さに閉口していた。自分としては一人で暮らせればよかったので、母の反対を押し切って入寮した。
三人部屋だった。
同室は一つ上の先輩。なかなか気さくな人ですぐに仲良くなれた。初めて麻雀を教わったのもこの人からだ。
大学が始まるやいなや、約一週間に及ぶ歓迎会が始まった。この一週間は毎晩夜になると一年生は先輩の部屋などを周り、自己紹介と酒を飲まされる。酒はこのとき初めて飲んだ。大声があちこちで響く。奇声。笑い声。叫び声。人間ここまでおかしくなれるのか、と思った。寮のあちこちには新聞紙が敷かれた。吐しゃ物で廊下を汚さないためだ。自分は初めて酒を飲んで吐いたのも、このときだ。
嫌だったけれど、楽しくもあった。みんながみんなバカになっていて、全然悪くない。不思議な高揚感。古臭いけど、本当に良かった。
友達もなんとなく増えていった。ぽつぽつと。
けれど、やはり一人の時間が絶対に欲しかった。三人部屋では一人の空間がベッドくらいしかなく、正直狂いそうだった。それとある友人にずっと付きまとわれた。何するにも自分を誘ってきたので、本当に嫌だった。寮の嫌なところはプライベートが保障されていないところだ。一人部屋だったらずっといたのになあ。カーテンを自分の机の周りに張ったりしたが、どうも落ち着かなかった。
食堂のおばさんにはお世話になった。デザートを増やしてくれたり、おいしい味噌汁の作り方を教わったり、世間話もたくさんした。けれど食堂は、自分が入った年で廃止となってしまい、これも寮を出て行くきっかけになった。
食堂さよなら会のようなものをすることになり、自分はお世話になったので運営として参加することにした。そこでリーダの女性と知り合って軽く惚れたが、ろくに話もせずに別れてしまった。もっと自分に勇気があればなあ。彼女は見事にろくでもない男共を取り扱って、お別れ会を成功させた。立派であった。
寮生が食堂の廃止を決定し、そのお別れ会をやるというのは不思議な気分だった。食堂のおばちゃんたちはこれまでの職を失うわけである。食堂廃止の理由――利用しない者まで運営費を払うのは納得できない。確か1,000円くらいの負担である。もともと8,000円程度の寮費である。それぐらい払ってやれよと思った。食堂のおばちゃんはどういう気持ちだったのだろうか? 内心裏切られたと思ってやしないだろうか?
一年目は寮でいいや。そんな安易な気持ちで寮に入ることにした。初めて寮に入ったときは恥ずかしながら母と一緒だったのだが、母はあまりの汚さに閉口していた。自分としては一人で暮らせればよかったので、母の反対を押し切って入寮した。
三人部屋だった。
同室は一つ上の先輩。なかなか気さくな人ですぐに仲良くなれた。初めて麻雀を教わったのもこの人からだ。
大学が始まるやいなや、約一週間に及ぶ歓迎会が始まった。この一週間は毎晩夜になると一年生は先輩の部屋などを周り、自己紹介と酒を飲まされる。酒はこのとき初めて飲んだ。大声があちこちで響く。奇声。笑い声。叫び声。人間ここまでおかしくなれるのか、と思った。寮のあちこちには新聞紙が敷かれた。吐しゃ物で廊下を汚さないためだ。自分は初めて酒を飲んで吐いたのも、このときだ。
嫌だったけれど、楽しくもあった。みんながみんなバカになっていて、全然悪くない。不思議な高揚感。古臭いけど、本当に良かった。
友達もなんとなく増えていった。ぽつぽつと。
けれど、やはり一人の時間が絶対に欲しかった。三人部屋では一人の空間がベッドくらいしかなく、正直狂いそうだった。それとある友人にずっと付きまとわれた。何するにも自分を誘ってきたので、本当に嫌だった。寮の嫌なところはプライベートが保障されていないところだ。一人部屋だったらずっといたのになあ。カーテンを自分の机の周りに張ったりしたが、どうも落ち着かなかった。
食堂のおばさんにはお世話になった。デザートを増やしてくれたり、おいしい味噌汁の作り方を教わったり、世間話もたくさんした。けれど食堂は、自分が入った年で廃止となってしまい、これも寮を出て行くきっかけになった。
食堂さよなら会のようなものをすることになり、自分はお世話になったので運営として参加することにした。そこでリーダの女性と知り合って軽く惚れたが、ろくに話もせずに別れてしまった。もっと自分に勇気があればなあ。彼女は見事にろくでもない男共を取り扱って、お別れ会を成功させた。立派であった。
寮生が食堂の廃止を決定し、そのお別れ会をやるというのは不思議な気分だった。食堂のおばちゃんたちはこれまでの職を失うわけである。食堂廃止の理由――利用しない者まで運営費を払うのは納得できない。確か1,000円くらいの負担である。もともと8,000円程度の寮費である。それぐらい払ってやれよと思った。食堂のおばちゃんはどういう気持ちだったのだろうか? 内心裏切られたと思ってやしないだろうか?
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