就活end 02

 就職活動が終わっての初の週末。友人とアウトレットモールに出かけるなど、すっきりとした過ごし方としている。けれど弟も友人Aも就職活動が終了しておらず、まだ心のどこかでもどかしさが残っている。彼らも決まってくれれば嬉しいのだが。

 人間とは意固地なもので、周囲の人間が就職を決めてしまうとますます一人で就職活動をして、どんどん一人の殻に閉じこもるときがある。自分の力を証明したい。誰かの助けになるなんてプライドが許さない。そんな心境かもしれない。少なくとも自分はそうだった。だから友人に、就職活動を手伝うと助け舟を渡されても、クールを気取った。それでなんとか成功したから良いものの、そうでなかったら本当に悲惨だ。もしかしたらニートをやることになったかもしれないのだ。

 話は戻って友人と弟の話。彼らもこの傾向のある人間のようで、何の心配もしてくれるな、とよく言う。けれどなんとかしたいというこっちの気持ちもある。まあこんな気持ちはうざいんだろうけれど。

 特に弟に関しては身内のことである。実家もそんなに蓄えのある家計ではない。弟にもう一年大学を延長させることは難しいようだった。この後妹も授業料も必要になってくる。
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