友人Tの死
02/28/2008 (Thu)
さっき友人Yから電話があった。
「高校の友人のTが死んだ。心筋梗塞らしい」
友人Tとは高校一年の頃のクラスメイトだ。友人YはTと二年からクラスメイトで、共通の友人ということになる。友人Yはどうなのかは知らないが、自分とTとは高校卒業以後、全くの疎遠だった。六年ぶりに彼の名前を思い出したことになる。
Tは大変に優秀な奴だった。帰宅部で、東大に入るため毎日六時間は机に向かっているようなまじめな奴だった。それでいて社交性も抜群で、一年生の頃はクラスの級長も任されていた。授業中も、先生とよく冗談を交し合うほど信頼を得ていたように見えた。とにかく非の打ち所のない人間だった。
彼ほど優秀でも真面目でもなかった自分は、よく彼に数学の問題を聞いていた。彼の説明はとてもわかりやすくて、数学の時間の前はいつも行列ができているほどだった。席替えでも黒板がよく見える席として、最前列付近を希望していた。自分もそれを途中から見習うようになった。
二十四年生きてきて、初めて同年代の友人を失った。正直言って特別に悲しいわけではない。けれど強烈な空しさに襲われる。
なぜ?
なぜに彼なんだろうか?
自分は今日、人だらけの駅内を歩いてきた。様々な顔をした様々な年齢をした人たちで溢れかえっていた。
なぜ、彼が死ななければならないのか?
理由なんてよくわからんが
納得できる理由なんてあるのかわからんが
それでも疑問に思ってしまう。
明日、彼や自分がいなくとも世の中は何の問題もなく回っていくだろう
人間一人はしょせん極小の歯車に過ぎないことがわかる
歯車が数個かけたところで、世界は強力に前進していく
「高校の友人のTが死んだ。心筋梗塞らしい」
友人Tとは高校一年の頃のクラスメイトだ。友人YはTと二年からクラスメイトで、共通の友人ということになる。友人Yはどうなのかは知らないが、自分とTとは高校卒業以後、全くの疎遠だった。六年ぶりに彼の名前を思い出したことになる。
Tは大変に優秀な奴だった。帰宅部で、東大に入るため毎日六時間は机に向かっているようなまじめな奴だった。それでいて社交性も抜群で、一年生の頃はクラスの級長も任されていた。授業中も、先生とよく冗談を交し合うほど信頼を得ていたように見えた。とにかく非の打ち所のない人間だった。
彼ほど優秀でも真面目でもなかった自分は、よく彼に数学の問題を聞いていた。彼の説明はとてもわかりやすくて、数学の時間の前はいつも行列ができているほどだった。席替えでも黒板がよく見える席として、最前列付近を希望していた。自分もそれを途中から見習うようになった。
二十四年生きてきて、初めて同年代の友人を失った。正直言って特別に悲しいわけではない。けれど強烈な空しさに襲われる。
なぜ?
なぜに彼なんだろうか?
自分は今日、人だらけの駅内を歩いてきた。様々な顔をした様々な年齢をした人たちで溢れかえっていた。
なぜ、彼が死ななければならないのか?
理由なんてよくわからんが
納得できる理由なんてあるのかわからんが
それでも疑問に思ってしまう。
明日、彼や自分がいなくとも世の中は何の問題もなく回っていくだろう
人間一人はしょせん極小の歯車に過ぎないことがわかる
歯車が数個かけたところで、世界は強力に前進していく
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